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グレイリング (SS-209) : ミニ英和和英辞書 | グレイリング (SS-209)
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グレイリング (SS-209) : ウィキペディア日本語版 | グレイリング (SS-209)
グレイリング (USS Grayling, SS-209) は、アメリカ海軍の潜水艦。タンバー級潜水艦の一隻。艦名はサケ科カワヒメマス属の総称に因んで命名された。その名を持つ艦としては4隻目。
==艦歴== グレイリングは1939年12月15日にメイン州キタリーのポーツマス海軍造船所で起工した。1940年9月4日に夫人によって命名、進水し、1941年3月1日に艦長エリオット・オルソン少佐(アナポリス1927年組)の指揮下就役する。海上公試後、グレイリングは1941年6月20日にO-9 (''USS O-9, SS-70'') 捜索に参加する。O-9は沖での潜水訓練に失敗し浮上することができなかった。O-9は海底で発見されたが、救助作業は失敗した。グレイリングは6月22日に行われた遭難者の追悼式に参加した。その後、大西洋艦隊に編入され、8月4日にモアヘッドシティーやヴァージン諸島セント・トーマス島へ出航。8月29日にポーツマスに帰ってきた。グレイリングはニューポートで整備を受け、11月17日に真珠湾に回航されることとなった。12月3日にパナマ運河地帯を通過し、12月10日にサンディエゴに到着。整備ののち12月17日に出航し、12月25日に到着した。 12月31日はグレイリングにとって晴れがましい日であった。この日の午前10時、グレイリングの甲板上でチェスター・ニミッツ大将の太平洋艦隊司令長官就任式が執り行われた。潜水艦でこのような就任式が行われた理由は、真珠湾攻撃で大型艦は大なり小なりの損害を受け、まともな、かつ迅速に積極的な作戦ができる艦艇は潜水艦しかなかった〔#ニミッツ、ポッターp.353〕〔下って1945年11月24日、太平洋艦隊司令長官がニミッツ大将からレイモンド・スプルーアンス大将に交代した際も、このときに倣ってメンハーデン (''USS Menhaden, SS-377'') 艦上で就任式が行われた(#ニミッツ、ポッターp.394)〕。ニミッツ大将はグレイリング艦上から太平洋の海の戦いを執り始めたのである。
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